10月6日、あべ俊子文部科学大臣らがiCeMSを訪問しました。
一行は拠点の研究や運営に関する説明を受けた後、実際の研究現場の視察を行いました。視察では、最新の多孔性材料研究について当センターの樋口雅一特定拠点准教授が解析センターにもある吸着装置や共通利用機器である固体NMRなどの説明を担当し、それら機器から得られた精度の高いデータから大学発スタートアップを通して、商品になる道筋を大臣に説明しました。
データを得るためには機器を適正な状態に保つことが求められており、日々や定期的なメンテナンスが重要なこと、また機器の状態保持にはメーカーの協力が不可欠であり、これらの機器が日本国内のメーカー製品であること、iCeMSと協力関係にあることの必然性についても説明しました。
大臣からは機器共有の工夫や資金調達の仕組みについての質問を受けました。